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公的に借りられる生活費:生活福祉資金は保証人ありで無利子、なしで年1.5%【返すお金です】

公開 2026年11月7日約7分

本文の金額は、2026年11月7日に8件の公式ページを開いて写したものです。出典は記事の最後にまとめています。

自己都合で辞めて、失業給付が始まるまでの生活費が足りない。入院費を払ったら、今月の食費が残らない。そんなときは、市区町村の社会福祉協議会(社協)で「生活福祉資金」を借りられることがあります。緊急小口資金なら10万円以内を無利子で。ただしもらえるお金ではなく、返すお金です。

借りられるのは、市町村民税が非課税になる程度の低所得世帯、障害者手帳などを持つ人がいる世帯、65歳以上の人がいる世帯です。実施しているのは都道府県の社協で、相談と申込みは市区町村の社協が受けます。

4種類の資金と上限:生活費は月20万円以内、緊急なら10万円以内

資金借りられる上限返済までの猶予と期間利子
緊急小口資金10万円以内据置2か月以内、その後12か月以内無利子
総合支援資金(生活支援費)月20万円以内(単身は月15万円以内)。原則3か月、最長12か月最終貸付日から据置6か月以内、その後10年以内保証人あり無利子、なし年1.5%
総合支援資金(住宅入居費)40万円以内貸付日から据置6か月以内、その後10年以内保証人あり無利子、なし年1.5%
総合支援資金(一時生活再建費)60万円以内貸付日から据置6か月以内、その後10年以内保証人あり無利子、なし年1.5%
福祉資金(福祉費)580万円以内(用途ごとに目安あり)据置6か月以内、その後20年以内保証人あり無利子、なし年1.5%
教育支援資金(教育支援費)高校 月3.5万円、高専・短大 月6万円、大学 月6.5万円卒業後6か月以内、その後20年以内無利子
不動産担保型生活資金土地の評価額の70%程度、月30万円以内据置は契約終了後3か月以内、その終了時に返す年3%か長期プライムレートの低いほう
厚生労働省「生活福祉資金貸付条件等一覧」から(新型コロナの特例貸付ではない、ふだんの条件)。据置期間は返済を始めなくてよい期間

福祉資金は、療養中の生活費、介護サービスの費用、住宅の補修、冠婚葬祭など、使い道の決まった支出に使います。教育支援資金は低所得世帯の子が高校・大学・高専に通うための資金で、特に必要なら上限の1.5倍まで借りられ、入学時には別に就学支度費が50万円以内あります。ひとり親家庭なら、母子父子寡婦福祉資金という別の貸付もあります。

条件を満たしても必ず借りられるわけではなく、返せる見込みがあるかも審査されます(厚生労働省の一覧の注記)。

緊急小口資金:10万円以内、交付まで最短5営業日

東京都社協の「緊急小口資金のご案内」(2026年4月)では、借りられる理由が決まっています。主なものは次のとおりです。

  • 医療費や介護費を払って、臨時の生活費が要る
  • 年金・保険・公的給付が始まるまでの生活費
  • 解雇や休業で収入が減った
  • 滞納していた税金・国民健康保険料・年金保険料・公共料金を払って支出が増えた
  • 初めての給与が出るまでの生活費
  • 給与などを盗まれた(この理由は上限5万円)

審査があり、申込みから交付まで最短でも5日(営業日)かかります。交付から2か月は据置で、その翌月から口座引落しで返します。返済期限を過ぎて残ったお金には、年3%の延滞利子がつきます。借りたお金を借金の返済に充てることはできません。生活保護を受けている世帯(停止中を含む)や、債務整理の予定がある人、債務整理中の人がいる世帯は使えません。

東京都の2026年度の収入基準(平均月額)は、1人世帯191,000円、2人世帯283,000円、3人世帯345,000円、4人世帯410,000円です。家賃や住宅ローンの返済などは一定額まで差し引いて計算します。この基準は毎年改定されます。

総合支援資金:失業した世帯の生活費を月15万〜20万円

失業などで暮らし全体に困った世帯が、仕事を探す間の生活費を借ります。平成27年度の見直しから、原則として自立相談支援事業(市区町村の生活困窮の相談窓口)の利用が条件になりました。家賃に困っている場合、東京都の案内では、住居確保給付金の要件を満たす人はそちらを使うことも条件です。

東京都の案内では、自分の仕事の収入で6か月以上生計を支えてきて離職や減収から2年以内であること、申込み時に65歳未満であることも求められます。自営業や会社経営を続けている人や、職業訓練を受ける人は対象外です。連帯保証人を立てて無利子にするには、65歳未満で、収入基準以上の収入がある別世帯の人が必要です。

社協に電話する前に、そろえておく書類

東京都社協が緊急小口資金で求めている書類は次のとおりです。借用書は、窓口の職員の前で本人が署名します。

  • 住民票の写し(世帯全員と続柄が載ったもの。マイナンバーの記載がなく、発行から3か月以内)
  • 本人確認書類(マイナンバーカード表面か資格確認書の写し、または運転免許証・パスポートなど顔写真つきのもの)
  • 世帯の収入証明(源泉徴収票や確定申告書の写しなど)
  • 通帳と届出印(お金の振込先と、返済の口座振替の手続きに使う)
  • 借りる理由がわかる書類(医療費の領収書、雇用保険受給資格者証など)

社協の連絡先がわからないときは、都道府県の社協に聞けます。厚生労働省の生活福祉資金のコールセンター(0120-46-1999、平日9時〜17時)でも案内しています。

出典

制度の内容は年度や予算の状況で変わります。申請の前に、必ず各制度の公式ページと窓口でご確認ください。 スマート給付は国・地方公共団体とは関係のない民間サービスです。

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